日本でもニュースとなって報じられているようですが、今、私が住むオーストラリアのVIC州(主にメルボルン)が新型コロナウィルスの猛威にさらされています。当地ではこれを第2波として捉え、オーストラリアのトップニュースとして報道されている状況。今まではマスクをしていることで(ごくほんの一部で)差別行為などがあったものの、現在は感染者が急拡大しているエリアで、マスク着用必須の状態となりました。
日本と同じタイミングで陽性者が一気に増えてしまっている状況。これは何もメルボルンや日本だけでなく、他の国でもこの感染者が拡大している状況です。やはりこのコロナウィルスというヤツはそう簡単に退散してくれるものではなさそうです。人類の英知をもってしてもなお、感染に歯止めがかからない・・・。
ここ10日間の豪・ビクトリア州の感染者数
ここ最近では数百人レベルで陽性者数が出ています。一時の欧米のようにならないか・・・脅威ですね・・・。
7月17日 - 211人
7月18日 - 343人
7月19日 - 267人
7月20日 - 340人
7月21日 - 347人
7月22日 - 450人
7月23日 - 386人
7月24日 - 280人
7月25日 - 339人
7月26日 - 437人
ここまでの豪・ビクトリア州の状況
新規感染者数(オーストラリア、ビクトリア州)
感染者合計 8,181名 (オーストラリア全体では14,403名)
死者合計 71名 (オーストラリア全体では155名)
PCR検査数合計 150万件 (オーストラリア全体では394万件)
10日程度で、3,000名以上の陽性者が出て、40名の死者が出たことになります。
以下、2020年1月から先週末7月25日までの豪・ビクトリア州の感染者の推移。第2波の影響がよくわかるグラフです。
©Guardian Graphic
メルボルンという都市は実は人口500万人を超える規模の都市。メチャクチャ大きいわけではないものの、それなりのサイズで日本で言うと横浜市と川崎市を合わせたくらいの人口になります。
PCR検査も無料で行っていたり、感染者に対する補償もあることから着実に検査数が積みあがっており、これに呼応するように感染者も増加していっています。
これだけ感染者が出てくると、『もしかしたら、この体調不良は・・・。』『ただの風邪ではないのでは・・・。』という不安にかられます。そんな方向けに各エリアで検査をしてくれているのはさすが。
一方で他州ではデモなども予定されているようで、これもまた心配。一部でクラスターが起きたりしている現状を考えると、なぜ今。という思いもあります。
一部報道ではこのコロナウィルスの影響で鬱憤、ストレス、鬱、他の精神的な影響も人によってだいぶ深刻になっているようなのです。デモはそのストレス発散になっていることもあり、州ルールによって制限がされていないエリアは、しっかりと手順を踏んでいる限り、現時点では制限出来ないのだとか。
しばらくは日本もオーストラリアも他の国も、コロナウィルスと付き合っていく状況が続くと思われます。皆様、引き続き十分ご注意を。
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