日本でも釣りに虜になっている人が多いのと同様、オーストラリアにも釣りファンは多い。
我が家はというと、魚を美味しく食べる専門の人間で、釣りに関してはとんと疎いのだが、近くに桟橋もあり、天気もいいのでフラっと釣りに出かけた。
息子は友人の家族に連れて行ってもらったり、おれも過去には釣り大好き人間の祖父と一緒に釣りに興じた時期もあったのだが、しかけや釣り道具などに関してまるで無知である。
だいぶ前にスーパーで安売りしていた時に購入した釣り竿2本を持ち、さらに急遽釣具屋で$15程度の釣り竿1本とサビキ釣り用のしかけを購入。
釣り無知一家が桟橋へ。
桟橋には何人かが既に海に向かって釣り糸を垂らしている。
釣れいている様子はないが、はてどうなる?
桟橋で釣り道具をセットするも、仕掛けの結び方もインターネットを色々と見て勉強したものの、よくわからず、結局かた結び・・・。
そして、日が暮れてくるような時間になるとだいぶ風も冷たくなってくる。
周りでも釣果が上がっているようには見えないが、のんびりとやる。
結局魚が釣れる様子もなく、こんなものでしょ。と思っていると妻、晴美、突然大はしゃぎ。
何やら小魚一匹つりあげとる!!
一匹釣れるとまた態度が変わる家族で、その後も頑張ったのだが、最終的には釣果1匹にて終了。
寒さに負けた格好となった。
釣れた魚がこちら。
こちらは体長10センチほどのトミーラフというニシン科の魚。
酢でしめて食べると美味しいらしいが、わずか10センチの小魚1匹にそこまでやるか。と結局刺身で頂く。
捌くと上身、下身で結局寿司2貫分のネタほどの大きさ。
それを家族で分け合って頂く。
さっきまでバケツの中で泳いでいた魚を食べるとき、息子の貫介は手を合わせてお辞儀して『いただきます。』と言っていた。
なるほど。お命を頂戴して生きている我々だが、スーパーでの買い物が主流で確かにこういった生きたものが家庭で食べ物になる姿は見てきていないからな・・・。
食育にもいいのかもしれないと思った、釣りビギナーであった。
尚、妻、息子は釣りにはまりつつあり、今度は家族でクルージングに行くという。
それも今週。
3時起きだって。
楽しみだけど、ビギナーが大丈夫???
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