Sri Chinmoy Williamstown 15キロラン 後編

エクササイズ

人数はそこまで多くないものの、後方にいたおれはこの群衆から抜けなければならない。
色々なペースの人達がいる中で、人と人の間に隙間をみつけてはそこをすり抜けていく。
群衆は2キロほど走ったところで、だいぶばらけてきていた。今回は5キロのコースを53周。1周目は『 景色の綺麗なコースだ。』などと話す余裕もまだある。だが、ここから足も心肺も悲鳴を上げるのはわかっている。お話もそこそこに前を向く。

ここでおれのよくないクセが出る。予定と違うペースで走ってしまうのだ。自分の実力はわかっている。今回は明らかにペースが早い。このペースでいくと、最後まで体力が持たないことはわかっている。でも止められない感じになってしまっていたのだ。狭いコースでペースの違う人達を抜くにあたり、気付かないうちにペースアップ。それが重なりキロ4:20-4:25くらいにまで上がっていた。そして心拍が175になっている。いつもならこのまま調整できずに自滅パターンだが、今回は違う。ミスターサブスリーが
『 ぐっさん駄目だ。あげ過ぎ!』
『 今の目標はあのオレンジシャツの人。あの人は 4:40 ほどでやっているはず。』
と、こんな具合にところどころで目標となる人を見つけてくれるのだ。何とも視界が広い。
5キロを走り、スタート地点に戻ってくるとそこにはミスターサブスリーの
容姿端麗妻と容姿端麗次男が応援を送ってくれる。
ミスターサブスリー次男の応援に中途半端な顔になる、しんどい41歳の絵。

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2周目もところどころペースが上がってしまっていたが、ミスターサブスリーからの適格な修正とアドバイスで2周目の心拍は160台を保っていた。
『 ぐっさん、呼吸落ち着いてきたね。』
『 今はまだ抑える時、最後2-3キロになってから 4:20 で追い上げる。 』
なるほど!追い上げ作戦だな。走る前にはくだらない話ばかりで何の作戦の話合いもしていない。レース中に修正し、作戦を伝えるところがまたミスターサブスリーだ。
そして、後ろ100メートルをあけて、あごひげ藤原さんが追い抜きを虎視眈々と狙っていることもしっかりと伝えてくれる。なんとしても抜かれまい。と忠実に先生の言うことに従う。

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3周目、踏ん張りどころだ。3周目途中まではペースを変えないで進む。

ここからがミスターサブスリーのすごいところ。残りの2キロでの今のペース状況、足が出ているか、呼吸について。など逐一横から報告をくれるのだ。
『 いいよ。いいよ。このままペースあげよう。』
『 いいね。足出てる。まだ行けるはずだ。 』
『 すごいね。いいよ。ぐっさん、4:30 切れるペースだ。 』
『 今 4:20だ。このまま攻めよう! 』
と絶えず助言とやる気を後押ししてくれるのだ。なんと、心強い。残り2キロを切ってからは予定通りペースを上げており心配が限界に近い。この声かけに対し、返事は一切出来ていない。ただ、一生懸命、腰を落とさずに、膝を落とさずに、ペースを落とさずにCloudflowの反発をもらいながら前に進むことに集中する。
色々と言葉で後押ししてくれる心強い味方。『 でも先生、心中お察しください。苦しい。苦しすぎだ。止まれと言われれば躊躇なく止まります。』という状況だった。
そんな時、おれの考えを見透かしてか、横にいたミスターサブスリーが前にでる。
『 ぐっさん、ついてきてくれ。』『 意地で踏ん張れ! 』『 おれの背中を見ろ! 』なんと強い漢だ。そしてなんて色っぽい背中をしているんだ。言われるがまま意地で着いていく。ミスターサブスリーの蹴り上げた足とおれの着地する足とが、ぶつかりそうなくらいにぺったりくっつく。
『 今 4:15、 4:20、 4:19 』と今のペースを報告してくれる。
『 もうゴール見えてきた。踏ん張れ。』
『 残り、300メートル、200メートル、あと50、あげろー!! 』

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力を使い切ったゴールであった。
今の実力は出し切った。
マジでしんどかった・・・。

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キロ 4:29 ペースでのゴールであった。

実走距離  15キロ
タイム   1:07:06
平均心拍  168

目標タイムを大幅に上回れたのはいいことだが、今の時点の体力の限界も感じた。
そろそろ体重も落としつつハーフマラソンで Sub 1.5 というのを近いうちに捉えられるようにしていきたい。

今回何とかライバルあごひげ藤原さんには追い付かれずにゴール。
チョビ胸毛まことさんは4月22日にあるハーフトライアスロンへの準備に余念なく、昨日もバイクで70キロを踏みながら、この15キロでは今年最高のタイムであったらしい。そしてGarminにはまたしてもリカバリーまで3日かかるぞ。と言われている。

5キロの部に出ていたミスターサブスリー息子のけいとは3位入賞の快挙を果たした。
親父がレース開始前に 『 あの顔は早くない 』と判断したオージーキッズが2位であった。顔ではわからんということだ。

強烈に崇拝する教師、ミスターサブスリーは早速次の4月29日にレースがあることを確認し、次の週末には1人鍛錬で体を追い込むとのこと。おれも負けじとくらいつきたい。
そして、その4月29日までには体重64キロ台が見えていますように。

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