釣り素人一家が桟橋に釣りに行き、1匹釣りあげただけで、いとも簡単に釣りにハマりつつある、単純な我が家族。
息子の誕生日が近かったこともあり、勢いとノリでボートでのフィッシングを申し込む。というか申し込まれていた。
釣り初心者とはいえ、船に乗って釣りに出かけるとは、何とも楽しい行事ではないか!
当日は早朝3時起きという何とも過酷な起床時間であったが、目覚ましよりも先に起きるという、遠足前の園児のような心持ちであったようだ。
本人は浮かれまいと平静を装うもそうではなかったらしい。
この日の早朝の気温は5度。なかなかの凍てつく秋の朝だ。
息子の友人のベトナム系オーストラリア人、オスカーとその母もも一緒に参加するとのことで、港まで一緒に車で向かう。
そして、ここがそのボートの出発する港。
暗くてよく見えないが、25人くらいは乗れるボートらしい。
ファンキーなドレッドヘアーのデービッドが迎えに来てくれる。オージー流挨拶を軽く交わし、乗船。
白波をたてて、船は動き出したものの・・・。
寒すぎ・・・。
ほんでもって・・・
30分ほどして・・・
ワイルドマンが動き出す。
着々と竿に餌をつけ・・・
ポイントに着いたら、簡単な説明。
太陽が昇ったころに・・・
はい、スタート!
海底まで7-8メートルくらい。
海底まで糸を落としたら、そのまま待機。反応があったら、巻く。といういとも簡単なもの。
そして、これが釣れるわ、釣れるわ。入れたらすぐに反応あり。
タイが面白いように釣れる。ただ、問題なのは州法により28センチ未満のタイは持ち帰ることが出来ないということ。
入れ食い状態なのだが、上がってくるのは小物ばかり。
それでも楽しいのだが、イワシの切り身やらこんなイカの凍ったのつけて、
釣れたタイを外しては、海に返す。をしていたら、電子機器を触れる状態でもなく、肝心のタイを全く撮っとらん・・・。
面白いように釣れるのだが、こちらとしては持ち帰りたい。釣り代金は戻って来なくとも、釣った魚を持ち帰ることで少しでもお得感を味わいたい。という強い気持ちが釣り糸を通して魚にも伝わるものなのか・・・28センチ超えの反応はなし。
レーダーを見ながら何度かポイントを移動。
そして釣り糸を垂らすも・・・。
ターイムアーップ!
はい、釣果ゼロ。
この時に参加した全釣り人で釣れた28センチ超えのタイは3匹。
この時に乗船していた子供たちが集められ、この会社の宣伝に使われるであろう写真を撮り、港へ舞い戻る。
ま、我々も写真だけでも撮っとくか?
港に戻るとワイルドオージーによる超粗い鱗取りと内臓取り。
そして港の海水でばしゃばしゃと洗い、釣りあげた人に、はいどうぞ。となる。
取り出した内臓をポイポイ港に投げるもんで、こんなんも寄ってくる。
ま、釣果はなかったけど、楽しい経験ではあったな。
しかし寒かった。真冬は寒すぎてボートは出ないらしい。
そして、10~11月がでかいのが釣れるぜ!とのこと。
また春にリベンジだな。
コメント