昨日の話である。
昨日、ブログを書きつつ、今日こそは走ろう。と誓った。
そして、実際に無理やりにでも外に出ようと雨がぱらつく中、外に飛び出す。
天気がコロコロと変わりやすい1日で走り出しは雨模様。
でも、走り出してしまえばこの程度の雨は気にならないレベルである。
俺の場合、何よりもこの一歩が、スタート時に鉄下駄を履いているかのごとく体が重たく大変なのだ。
性格上無理をすると続かないのはわかっているが、別に走ることが嫌いなわけではない。
それよりも優先しなければいけない仕事や、走らない言い訳を見つけるのが上手いだけなのである。
とはいえ、温室にずっといてもしょうがあるまい。と外に出る。
秋のメルボルンにはそれはそれは素晴らしい景色が広がっている。
自分の気持ち次第でどうとでもなるのだけど、仕事が出来る人ほどメリハリ上手とも言われる。
しっかりと決めたことをやらないといけないし、自分に課したものをやるのが漢である。
ほんで、やった。
足を痛めないようにとフォームを心掛ける。
キロあたり6:07ペースで12.8キロ。
十分疲れた。
でもすがすがしい気持ちが得られるのはとりあえず公約を果たしたからか?
問題は継続である。
『継続は力なり』
これは高校時代のラグビー部の恩師、大井先生の口癖であった。
継続してこそ意味がある。
サボることでその失われた1日はとてつもなく大きな足止めを食うこととなる。
だから本当に小さなことでも、どんな気分のときでも、どんな理由があろうとも継続せよ。
10代の時に言われたことである。
今となっては昨日のことよりも10代の時のことのほうが鮮明に覚えている。
それでも継続が出来ないのは、きっと心が弱いから。
ただ、思うのはきっと恩師の言う『継続は力なり』は継続することを目標とするのではなく、その先に得られる成功体験を指していたのだろう。と今は思う。
継続しているだけでいつか大成功するよ。という意味ではないだろうが。
継続していることで小さなこともいずれ大きな力となる。そして、それが己を成功の道へ導く可能性があると言いたかったではないだろうか。
この年になって思うのは本当に継続が難しい。
毎日ほんの少しの距離でもランニングしていたら、もっと痩せていただろう。
雨でも、雪でも、定期的にバイクに乗っていたら、もっと締まった足をしていただろう。
でもそうではない。
むしろ体はぽっちゃりであることを求めるように丸くなる。
結果が出ないとき、気乗りしないときこそ思い出す言葉なのだろうな。
『継続は力なり』
目的はなんだ?
何の為に継続する?
自問自答だな。
さぁ、辞めなければ継続だ。と思うことにする。
辞めるまでやろうじゃないか。
昨日のランはこんな人生のスタートのカップルに出会う幸運な日であった。
おれにもこの日はあったのだ。
負けじとガンバレ! おれ!!
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