メルボルン郊外への旅行記 – 2

起床はいつもよりも遅め。

朝7:30頃にそれぞれがノソノソと起きてきて、各々準備を進める。

我が家はメルボルンの街からみて西側に位置する。今回の目的地であるColacも西側にあり、車での移動で1時間半ほどの距離。

そこまで時間がかかるところではなく、のんびりとしたものだった。

今回の目的である『山道バイク疾走プラン』にはマウンテンバイクが必要。

息子の自転車は一応マウンテンバイク使用になっており、これを車に積んでいく。

我ら夫婦は現地でレンタルすることになっていて、妻の晴美がその下調べを既に済ませていた。

途中、朝ご飯を購入したりしつつ、多少の遅れがありながらも自転車レンタルの場所にたどりつく。

だが看板とお店はあれど、自転車レンタルショップは鍵が閉まっている。

隣のカフェで聞くと、『今日はやってないわよ。』の一言。

おいおい、困ったな・・・。

こんなことは当地ではよくあること。でもバイクなしではプランが総崩れである。

あきらかに困った様子が表情に出ていたのであろう。さらにコーヒーを買うわけでもなく、ただただ困っている表情の人に対して、『もしかしたらお祭りに出店しているのかも?』の一言。

どうやら近くでお祭りをやっているらしい。この一言に一縷の望みを託し、車で移動すること5分。

やっていたのは『Soup Fest』。

まぁ、そのままだが『スープのお祭り』といったところか。

田舎町で開催されるお祭りは、趣がある。

現地の小学生たちが青空ステージで歌い、家畜の為の芝が椅子になり、相棒であるペットたちも一緒に参加する祭りだ。

このあたりまで来るとメルボルンの街中で目立っている移民の人達はほとんどおらず、ローカルの方達が多いことに気が付く。

全く人見知りすることなく一緒に遊んでくれ。と寄ってくる子供。

親は誰一人としてこの世に悪い人などいないのではないか。というような微笑ましい笑顔で、こちらをちらりと見た後は、うちの子、よろしく。といった感じさえする。

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この純真無垢丸出しの子供とゴムボールでひとしきり遊んだあと、ランチを取る。

スープのお祭りなのだから、スープ飲むしかないでしょうよ!?

胃袋はスープ待ちの状況だったが、お祭りの参加者は皆一様にマグカップを手にしている。

『まさかの自宅から持参パターンか?』とも勘ぐったが、聞けばマグカップは一般向けに貸出されている。

入口に飾りのごとくかけてある大量のマグカップ。

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完全にスルーしていたが、こちらを拝借出来るとのこと。

一番列が長かった地元のおかあさん達が作ったと思われる愛情たっぷりのトマト煮込みスープを頂く。IMG_2483

本来の目的を忘れかけた頃、自転車レンタル屋を探す。そして、発見。

やはりお祭りに出店していたようだ。

なんだかんだと地元を楽しみつつ、我ら夫婦のマウンテンバイクレンタル半日分$50×2を支払い、ようやく山へと繰り出すのだった。

 

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