メルボルン名物、冬の天気悪い攻撃を継続的にくらっている。
寒い、暗い、曇天、雨天が続き、ちょいと萎えている心がへし折られそうだが、おれはここで止まるともっと動かなくなることはわかっている。
おれのやる気スイッチは至極重たく、切り替えが遅い。
仕事でやたらと遅くなってしまった昨日、無理やりにというか、半ば強引に気持ちを奮い立たせてバイクで帰宅。でも寒すぎ・・・。
時にブツブツと言いながら、時に黙々と走っていると後輪に明らかな違和感。まじ?
ここでパンクする??夜よ?真っ暗よ?
不幸中の幸いというべきか、自宅近くでのパンクだったので、愛車を手押しで帰宅。
こうなったときに最悪、悲惨なのが、バイクシューズである。
おれが使っているペダルは スピードプレイというペロペロキャンディーみたいな形状のペダル。
このペダルは軽い上に、横からのねじり上げるような強い力を加えないと外れない。
バイクに乗っている時の引き足には最強ペダルだと思っている。
ビンディングをはめている時もいくらかの左右への遊びもあり、疲労蓄積も避けられ満足している。
ただ、外れにくいので、突然のブレーキには弱さを露呈し、フラつくこと多々。
さらに、ペダルから外し、歩くとなるとシューズ側のビンディング金具が邪魔をして最弱シューズへと化す。
もともとペダルとバイクシューズが一体化してバイクに乗ってペダルを回している時に最大限の力を発揮する構造になっている。
さらに言うと、このペダルはバイクに乗っている時のことしか考えていないもの。
つまりこのバイクシューズで歩くなんてのは構造上、全くもっての想定外なのである。
でもパンクした状況でこのまま乗っていてもホイールもタイヤもダメにしてしまう。
修理キットは持っていたがこの真っ暗闇の中、ほんの小さい針穴で空気が抜けているかもしれない損傷個所を見つける自信はない。てかその前に寒い。
だからカツンカツン鳴らしながら歩いた。
ほんとコヤツは歩くのに不向きこの上ないことを改めて実感した深夜の出来事だったな。
自宅に着くと深夜1時過ぎ、パンクを直そうとするもののトラックバイクの後輪外すの初めてなことに気が付く。
「へ?? どうやって外すん? これ・・・。」
分かってしまえばなんてことはないのだが、ロードバイクとは仕組みが違う・・・。
格闘すること1時間。
1人、バイクと向き合い、何とかパンク修理を終えるも、ペダル回すとやたらキーキー言うんですけど?
んー、かわいいな。こいつめ。
また後輪外して見てみるかね。
あーた不運だね。そのうちトラックバイクのタイヤ外しももう少し早くなるよ。
その前にもう少しペダルも含めて綺麗になさい。と励まし含め、お叱りの一押しをお願い致します。
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