2018年10月 メルボルンマラソン体験記 - 2

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とうとう当日。朝4時に起床。眠い!昨日のビール3杯が効いているのか・・・。とはいえ、炭水化物をお腹に入れなければ。モゾモゾと布団から這い出す。昨晩炊いたご飯にふりかけをかけて、茶碗2杯を食す。前回のあごひげ藤原との練習では完全にハンガーノックに陥り、走行不能になってしまった。補給で失敗することは出来ない。そんなことを考えつつも、自宅でのんびりしている暇はない。あごひげ藤原が駅で待っている。地元の駅からは30分ほどで市内フリンダース駅に到着する。5時に自宅を出て歩き出すと周りにもマラソン参加者と思われる方がチラホラ。電車に乗るともっとチラホラ。フリンダース駅はマラソンランナーですでに賑わっていた。
駅に到着するとすでにライバルは待ち受けている。なんなら、はにかんでいる。『やってやるぜ!おまえはどうなんだい?』と言わんばかりの表情である。極力表情を殺し、『俺もやるよ!連いてこれるのかい?』

我々にとっては慣れたメルボルンマラソン。足早に会場に向かい、荷物を預けスタート地点へ向かう。そう。日本の著名なマラソンほどではないにしてもスタート地点は劇混みなのだ。早く行かねば前方には行けない。ただ、余分なものは出しておこう。とトイレに向かう。

人の波をかき分け、極力前方へと向かう。オーストラリアのマラソンは前にいる人は比較的早い人、後ろにいる人の自身のタイムを理解している人。と目安ゴール時間で分けられているスタート地点の場所がある程度というか、比較的守られているという。その為、勢いだけで前方で構えていてスタート1キロでズルズルと後方のランナーを邪魔しながら、急失速するような人は少ないという。フルマラソンで2万人を超える人たちが参加するイベントなので、混みあうのは混みあうのだが、2.5切りや3切りなどキロ4分を切るようなペースで走る人達がスタートしてから数キロもどかしい思いをするようなことが比較的少ない。という。

決してそんな早いペースで走るわけではないので、極力前方からスタートしようというのはおごっているのかもしれないが、少しでも自分のペースをつかむ為には体をくねらせて人込みをかき分けては、前方に前方に。という気持ちだった。

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スタート直後、皆とんでもないペースで走りだす。メルボルンマラソンは最初に緩やかな登り坂があるのだが、強靭な足腰のオーストラリア人は半分ダッシュ状態で進んでいく。
でもここで慌ててはいけない。道のりは長いのだ。

1キロほど進むとサブ3.5のペーサーを発見。3時間半でのゴールを目指す人の為にキロ5分ペースで走ってくれる人で、この時間を目安に走りたい人にはなんともありがたい存在である。
メルボルンマラソンで2:50~4:30までそれぞれ10分おきにこのペーサーが4名ずつ出走する。
例えばサブ3.5の記録を目指す人の為にキロ5分で走ってくれるペーサーが4名いるのである。それぞれのタイムに同じ数のペーサーがいるはず。この4名のうち、2名ずつでグループになり、前と後ろで走る。この人たちの間で走っていれば目標タイムに近くなるよ、というもの。とはいってもこの人たちもロボットではない。その時のコンディションもあれば、トイレに行きたい時だってある。足だって攣るのである。ペーサーが足を攣っているのを見るのは何とも言えない気もちになるが、あまりくっつきすぎもよくないのかも?

で、この見つけたサブ3.5を目指す人の為のペーサーはどうもペースがおかしい。キロ、4:40~45ペースで本来の平均タイムよりも15秒以上早く走っている。このまま付いていくといずれ足が悲鳴をあげる。と一歩引き気味に。そんな調子で走っていた。

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