ランニングシューズの寿命

ランニングマンにとってはとんだ愚問なのかもしれないが、ランニングシューズの寿命が案外短いことはご存知だろうか。
自分はというと『このランニングシューズ、だいぶ反発が減ってきたな。』と感じながらも1足をやたらと長く履く。
1年半ほどは使い続けるのではなかろうか。
今使っているのはOnというシューズ。その前もOn。その前はAdidas。さらにその前がNike
趣味、健康、ダイエット目的で走り始めたのが今から7年ほど前である。
この7年で4足しか買っていない。
走る距離も走り方も少しずつ変わってきていて、靴底の劣化状況もその靴によって違いはあるのだが、
今までのものは明らかに使い過ぎというレベルらしい。
確かに自分自身でも購入時と様子が違うな。というのは薄々というかはっきり感じていた。
ただ、毎日会っている人が少しずつ太っていってもあまり差を感じないのと同じように、
頻繁に履く靴だからそんなに気にするレベルに感じていなかった。
その分、新しいランニングシューズに新調した時にはその反発力や性能には毎回驚く。
初代Onは正確なものはわからないが、2,000キロ以上は走っているのではなかろうか。
このOnは初めてIronman 70.3にチャレンジした2015年に、あるブースでこのOnを置いていたのだ。
一目惚れして、このシューズはなんていうメーカーのもの?と聞くとOnではなくその時はCloudと教えてくれた。
すぐさまウェブで調べた。
まだOnが今ほどメジャーではなかったこともあり、購入はインターネット。
サイズに若干の不安はあったが、杞憂に終わった。
最初小指の先があたっているのかとも思ったが、どうやら自分の足が幅広なだけだったらしい。
使っていくうちに全く気にならなくなった。
初代Onは履きに履いた。だが、ここまで履き潰すと素人目にも性能良しとは言えない。
怪我の原因にもなるらしく、シューズの性能を活かした状態での使用ではない。

使い古してしまって汚いのだがこれがその頑張って長距離を駆け巡ってくれた初代On Cloudracer↓。

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まだ大事に持っているんですか?というレベルかもしれない。
雲のマークは消え、至るところがすり減っている。
走り方を色々と模索していた頃でもあり、すり減り方も変な感じだ。
ただ、軽量で以前のランニングシューズと比べても非常に相性がよかった。

そして、これが2代目OnCloudflow

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CloudflowCloudracerよりも反発が強く、疲れにくい感じがある。
自分のレベルや相性でいえば長距離利用は断然Cloudflowだ。Forefootで着地すると前へ押し出してくれる感じがある。

人によっては、またそのシューズによっては300キロほど使ったタイミングで次へ。という状態に。
もちろんこれはそのシューズやシューズの使い方、その人の走り方や体重などにもよるのだろうが、
300キロで買い替えとは。何とも早いな。というのが受けた印象。
インターネットを見ているとランニングシューズの寿命は500キロや700キロとも書いてあるものもある。
トレーニングシューズで1,000キロ程度。色々と意見はあるようだが、このあたりがだいたい一般的な見解のようだ。

比較までに上の写真のCloudflowの走行距離は514.10キロを既に走っている。
(2代目Onはまだまだいける感じがする。)
いずれにせよ、シューズの性能を活かした利用をするのであれば、自分が思っていたよりも短命だ。
シリアスランナーであれば、1-2ヶ月の利用で寿命を迎えることになる。

今よりも上の走りを追求するのであればこのランニングシューズの性能を活かした状態で使用するというのも
大事なことということだ。せめて半年くらいでの履き替えを検討しようかね。

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